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ドライなコドモ待ちの記録。2014/3にAIHで妊娠→11月に34歳で娘を出産しました。

【現状まとめ】高プロラクチン血症(ぎみ)な私の妊娠・出産・母乳・生理再開

はじめに

どうもお久しぶりです。
娘は現在7ヶ月になり、成長曲線どまんなかをどーんと突き進んでいます。

前回の更新で最後にしようかなあーと思ったんだけど、生後半年が過ぎたところで、高プロラクチン血症にからめて、妊娠後の経過を少しまとめておこうかと思い立ってキーボード打ってます。
これまで何度かぐぐって調べたんだけど、あんまり有用な情報も出てこなかったので、どなたかの参考になれば嬉しいな。
個人差があると思うので、あくまで「こうだった人もいる」くらいの感じで見てもらえたら幸いです。
私も第2子を考えるときには読み返そうと思ってます。

 


ハーブティーなど飲みつつ。 

前提(私の数値など)

pregna.hatenablog.com

↑こちらの記事に詳しく書いてありました。検索するまで忘れてた。
負荷テストを行い、結果は通常時7.8ng/mL→(テスト薬を投与してから)15分後に87.6ng/mL。
これは高プロラクチン血症の傾向があるというか、潜在性のものと言われていた記憶がある。
この結果を受けてカバサールを服用し、妊娠にいたりました。
妊娠した周期にやったことのまとめは↓こちら。

pregna.hatenablog.com


妊娠の経過

(ここはプロラクチンあんまり関係ないかもだけど)
ほぼ順調でした。体重増加も想定内、切迫流産などのトラブルもなし。
初期に2回、生理1日目〜2日目くらいの出血があり、まさかそれが後々まで響くことになると知るのはもう少し先の話。
あとカンジダが少し出たけど、これは妊娠前から少しその傾向があったので…薬で治しました。
余談ですが妊娠線は出産直前の1週間くらいでばばばっと5本くらいできました。もうビキニ着ないから気にしない。勲章勲章。


こういうの使ってたら3本くらいで済んでただろうか…。(気にしてるじゃん!)

出産

微弱陣痛で30時間かかりました。
子宮口がどんどこ開くのに陣痛が来ないという状況で、30時間ずっと痛かったわけではなかったので、本人的にはそんなに苦しかった思い出はないです。


問題は後産で、前述した初期の出血が胎盤の癒着を引き起こしており、子が出たあともなかなか胎盤が出ないという状況に。
分娩後に30分待っても胎盤がガッチリくっついていたので、先生が用手剥離しました。麻酔しない処置だったので、そんなに生命に関わる重大なもんじゃないんだなと思っていたら、胎盤の位置によっては手術で取ることになったり、出血多くて輸血になるケースもあるとか。
私は1.2リットルの出血ですみ、退院もふつうのスケジュールでした。ラッキーだったと思う。
悪露が少し長引いたけど、子の1ヶ月検診で先生に掻爬(?)してもらったらすぐ終わった感じ。

 


貧血にならなかったのは本当にありがたい。


痛みを完全に忘れたころ、子の検診などで母子手帳の「出産の経過」欄を見た助産師さんから、「あら…壮絶なお産だったわね…」と慰められること数回で、やっと難産を自覚。

ちなみに第二子でまた癒着する可能性は特に高くないそうですが、妊娠した際は医師に癒着の件を伝えたほうがいいとのこと。
(基本的に癒着は出産時に気づくケースがほとんどだが、事前に念入りにエコーするとわかることもあるとか。)

 

母乳

プロラクチンは母乳を司るホルモン…のはずだったけど、出産後ほとんど出ずでした。
お産の際に出血が多いと、出始めるのが遅くなると聞くので、それかなあと思います。
ミルク多めの混合で退院し、その後1.5ヶ月くらいのところで供給が安定しはじめ、その後は完母に。
(子の身体が大きくなり、吸う力が強くなったのがよかったのかなと思う)
プロラクチン高いからおっぱいは大丈夫だ!と産前に思い込んでいたので、完全に誤算でした。まあ出るようになったからいいけど…。

 

 


母乳出ないくせに乳腺炎にもなったので、母乳出るブレンドと詰まらないブレンドのお茶を交互に飲んだりしていた日々よ。

生理再開

6ヶ月で再開しました。友人はもっと遅かったと言ってたので、なんとなく10ヶ月くらいまではないものと思っていたのにー。。
一度再開してまた半年くらいないケースもあると聞いたのでそれに賭けていましたが、きっかり28日周期で次の生理がきています。


まあ妊娠前の周期バラバラに比べたら、律儀な子宮になったなと…前向きにとらえないとね…。
ひどいPMSや生理痛はどこかに消えました!これはほんとよかった。
出血量もそんなに多くないです。


妊娠して子宮を休ませる、っていうのを内膜症の治療などでよく聞きますが、「妊娠したら子宮がバリバリ働くのでは?休んでないじゃん」と思ってたんですよね。
生理の不快症状が緩和されたところをみると、きっちり休んでいたようです、私の子宮。


というわけで現状まとめでした。

 


こうのとりキティは無事なまま出産しましたよ。

生後1ヶ月 無事産まれまして。

予定より少し早い11月下旬に、2700gの女児が無事誕生。
微弱陣痛でトータル30時間くらいかかったので、お医者さん的には難産みたいなんだけど、分娩台にあがってからは20分で出てきたし、陣痛があるのに子宮口が開かなくてーみたいなパターンよりは痛い時間が少なくて仮眠も食事もとれたので、本人はそんなに難産だったイメージはない。

娘が無事出てきたあとに、胎盤が癒着して剥がれ落ちてこず、先生が用手剥離(手を突っ込んで剥がす)したのだけど、それの印象のほうが強くて、正直お産本番はどうってことなかった…。
処置後に「妊娠初期のころ、出血しました?」と聞かれて、2回ほど出血で病院に言った旨を答えると「その出血が癒着につながった可能性がある」と言われた。
まさかこんなタイミングであの出血を思い出すことになるとは思わなかったんだけど、痛みの記憶も薄れてきた今は、「(胎盤が)早期剥離しないようにガッチリくっついてたんだなあ、いい子だなあ」くらいの解釈で前向きに捉えている。

産まれたあと、母乳の立ち上がりが大変遅く、退院までに20gも哺乳できずに「病院に行かないと妊娠できなかったし、胎盤もへんになってたし、お乳も出ないし、私のからだは女性としてポンコツなんだなあ」
と悲しくなってしくしく泣いたりした。完全な産後鬱である。
(特に完母に強いこだわりはなかったものの、乳がでないと母親失格な感じがしてしまうのであった。授乳室で他のお母さんと比べちゃったりするからね。)

「赤ちゃんの体重が増えれば吸う力が増して、分泌も多くなるはずだから」と言われて退院直後はとにかくミルクを足して大きくして、生後1ヶ月でだいぶ母乳は軌道に乗った。
軌道にのりすぎて乳腺炎になり、39度の熱が出たので、母乳ってむつかしい…。

というわけで、不妊治療を経て無事に産まれましたという報告でした。
最近はもっぱら乳のことと、赤子の便秘のことを考えながら暮らしています。
体重増加ペースが特に問題なかった妊娠中より、今のほうが食事に気を使ってるかも。

第二子を考えることがあったら、また病院にお世話になるかと思う。
AIHで授かった実績があるので、夫もおそらくすんなり通院を受け入れてくれるかな。

20w5d 大変お久しぶりの更新なので徒然なるままにマシンガントーク

■初期こそ出血があってアタフタしたものの、その後は順調な妊婦生活を送れている、と思う。

■あ、でも7月はじめの2週間くらいは頭痛で1日中眠らざるをえないような体調で、仕事も家事もガンガンたまっちゃって「私はなんのために生きているんだろう…もうつわりも明けたのに何もできていない…俺 is 役立たず…」みたいなどん底気分を味わった。

「だいたいそういうネガテイブな思考に陥るときは、天気が悪くて気圧が低いor重度の便秘である可能性が高い」という私なりのパターンが見えてきたので、最近はわりと楽。
便秘に関してはクリニックでマグミットを処方してもらって毎食後に飲み、あとはヤクルトとヨーグルトとオリゴ糖とプルーンのバカ食いでなんとかしている。

■時期は前後するけど6月下旬に受けた5ヶ月検診で「胎盤ができたね」と言われ安定期に突入、周囲の友達に妊娠をカミングアウトし、ちょっと早いけど産前最後になる予定の旅行もいってきた。
旅行自体はもう少し週数進んでからでも行けそうなんだけど、行きたい場所が温泉で夏に不向きだし、夫の仕事がこのあと忙しくなるのがわかっていたのでこの時期に決行。
お腹が重くなる前で、トイレもまださほど近くないので、観光に支障なく楽しく行ってこれた。よかったよかった。

■安定期まではとにかく安静に…と思って自宅でおとなしくしていたが、体力も落ちてしまうし、関東も梅雨明けしそうだし、そろそろ少しずつ外に出る機会を増やしたいと思っている。
SNSで妊娠を周囲に報告したことで、ありがたいことに「(お腹が重くならないうちに)ごはん食べようよ」と誘ってもらえることが増え、週に1〜2回程度、軽く外出している。
予定がない場合でも、最寄り駅までの片道20分くらいを散歩したりはしている。
このあと、2ヶ月くらいマタニテイスイミングに通うつもりで水着を買ったりもしている。
もともと運動してないから体力に不安があるし、出産後はもっとスタミナいるはずだから今のうちにあれこれしておこう。

■7月中旬に受けた6ヶ月検診は、夫が運良く午前休をとれたのでクリニックに同行してもらった。
小さな待合室で男ひとり、しかも区の子宮頸がん検診がスタートした時期と重なってしまったらしく椅子の空きがゼロ、いたたまれずに玄関の外で暑い中待つ…みたいな事態になってしまったが、途中からは臨時のパイプ椅子に空きができたので無事に室内で待つことができた。
この日は性別がわかれば大ラッキー、わからなくても最初で最後の検診同行になる可能性が高いので、赤子の顔が見えたり心音が聞けたりという経験ができればよし…くらいの感じでエコーに臨んだら、運良く足を開いていてくれた。
(一応、前夜からお腹に向かって『お股パッカーンしといてね!パッカーン!』としつこく話しかけてたので、しょうがねえな的にパッカーンしてくれていたのかも。)
「まだ確定とはいえないけど、ついている(おお、男?)…ようにはみえないですね(女か!)」みたいな言い方をされて一瞬まごまごする。
足を開いているところをおしり側?下?から見て、突起物が見えなかったとのこと。
私は横になっていて画面が少々見づらく、夫は初めて見るエコーなので戸惑いつつの中の性別確認となった。
まあまだ次回以降で覆る可能性はあるけど、個人的にはこのまま確定だといいなと思ってる。
病院を出て、夫に検診の感想をたずねたら「いやあ、行ってみるもんだね。来てよかった」と言っていたのでこちらもよかった。

■妊婦といえば体重制限、という印象があるが、今のところ「むしろもっと増やして」と言われている。
つわりで3kg前後やせて、その分が戻った+1kgくらいのところ。
もう少し食べていいんですよと言われるが、気温が上がってあんまり食欲でないねん…。
夏はみなさん増やせなくて苦労するんですよと助産師さんも言っていた。
あとは尿蛋白が少々出ているので、塩分に気をつけてとも言われた。
塩分減らしつつ食べる量増やせってけっこう難しいな。

■胎動は17wの終わり頃から少しずつ感じるようになった。
感じ方もポコポコ→うにょうにょに進化して、お腹のあちこちを元気に蹴っている。
まだ夫が外から感じるには弱い&タイミングがなかなか合わない。これはまあ焦らず。

■歩いたり座ったりしたときに腰痛を感じるようになってきたので、そろそろベルト買わないとだ。

そんなわけで妊婦生活も後半戦に突入、無事ゴールまで走れますように。