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ドライなコドモ待ちの記録。2014/3にAIHで妊娠→11月に34歳で娘を出産しました。

コドモ待ちseason13 卵管造影受けた

予約していた総合病院で、卵管造影の日

…なんだけど、婦人科フロアが超ひっそりしてる。
緊急手術が入って、午後休診になったらしい。えー!検 査 は !
(いや緊急手術が大事なのは重々承知しているけども。)

こりゃ来周期に延期か、予約とりなおしか?と思っていたら、検査は予定どおりできますので…とのこと。
婦長さんクラスの貫禄をもつ看護士さんに言われるままレントゲン室に行って検査着に着替え、ベッドに横たわる。
(着替えの際に靴下にちっちゃな穴があいてることに初めて気がつき、すごい恥ずかしかった。脱ごうとしたら『履いてて大丈夫よ、今日寒いでしょ』と言われてしまって脱ぐに脱げず。恥。)


終わったらちゃんとした靴下を買おう。


いざ、検査開始

緊急事態でバタバタしているのもあって、予約した時間より押し押しのスケジュールで先生登場。
「緊張してるとうまくいかないので、リラックスしてね」と言われるが、前回のやりとりが余計に緊張させとるんじゃ!わーん!と内心思う。

横たわった状態でカテーテル挿入。
が、なかなか入らない。
カテーテル入りづらいって言われたことある?」いや、ないです。水が入らないっていう例のやつしか。
「そうかー、もう一回いきます。力抜いて〜」ガツっ(あ、入ったぽいな!いてえ!)

リラックスする曲でも流しておいてほしかった。

 

不思議な感覚の造影検査

私の頭の横にはモニターがあり、造影剤を入れていく様子をリアルタイムに見られるようになっている。ここで検査室が暗くなる。
「はい、入れていきますよーちょっと痛いよー」(すでにさっきの時点で痛いです!!)
じわーりと何かが入ってくる感覚。お腹がおもーい感じ。


「モニター見てみてね、このへんが子宮です。造影剤で形がはっきりしてきます」おおおー(なんか左寄りなんだなあ?中央かと思ってた)
「はーい、卵管が写ってきたねー」おおおー(思ってたより長いじゃん!よくある卵管の図面はデフォルメか!)


いわゆる、こういう本に書いてありがちなあの図面。

え、詰まってた?


「左は通りましたね」み、右は、ええと(なんか造影剤の流れが滞ってるような?)
「ちょっと押しますよ」ぐいっ(お腹を3本指で押す)(えっ、押す?なぜ?)
「…あー通りましたね」ほ、ほんとだあぁ…(そんなことで通るの?)
「じゃあここでレントゲン撮りますね」(角度を変えつつ何枚か撮る)
「はい終了です、どちらも通りましたねー」ふおー、ありがとうございました!

両方通ったという事実と、リアルタイムに自分の中身(のシルエット)を見るという体験にテンションあがったところで終了。

 

検査終了でいったん待機

着替えて気分が悪くないかどうかを確認後、2時間後に戻ってくるように(卵管の終点から、造影剤が拡散しているかどうかを確認するため。きれいに散らばっていればOK)言われて検査室をあとにする。

なんだなんだ、いろいろ悪い想像してたけど意外に大丈夫だったな。
痛みもカテーテル挿入のガツンとした衝撃と、造影剤が入っていくときのじんわりした生理痛っぽいもののみで、右をぐいっと押されたときも特に痛くなかった。
(押したときの強さも、軽いマッサージ程度のものだった)

ちょっと離れたところにある商業施設に入り、あまり混んでいない店を選んでおそい昼食をとった。
1時間くらいぼんやりしたら元気が出てきたので、残り1時間は本屋や雑貨屋をぐるぐる歩いてまわった。
途中、トイレに行ったら軽く出血していたが、通水もAIHのときも経験してるので、特にあわてたりはしなかった。ナプキン装着。


手慣れたもんよ、もう。

そして2時間後

2時間して戻り、腹部のレントゲンを1枚撮る。
診察室で先生が撮った写真をぜんぶ見せてくれた。
そのとき言われたことのメモ。

  • 子宮の形は大変きれいです(やった)
  • 卵管は左がやや長いが、特に心配いらない。もっと長いと子宮外妊娠の可能性が高くなったりするが、そこまでではない(右と比べて相対的に長いってことかねえ)
  • 壁もきれいですねー(壁ってどこ?と思ったが深く質問できなかった。あとで調べる)
  • 2時間後のレントゲン、造影剤はきれいに散らばっていた。教科書通りですね(わーい)
  • (水が入らなかった原因はなんでしょね?)んー、緊張して力が入っていたんでしょう。あと造影剤は油性なので、つるっと入りやすいですね(なるほど)
  • まあ総合して、特に問題ないので引き続き治療頑張ってください。しばらくは妊娠しやすい状態ので、今度は妊娠したらいらしてくださいね。

とのこと。
クリニックに持ち帰る写真をメディアに焼いてもらって完了。

 

受けてよかった、かも

ふたを開けたらなんも問題なしの結果だったので、通水のときのあやふやな結果がなければお金が安くて済んだのでは…という感は拭えないけど、造影であれだけはっきりと見れたのはいい経験だったかなあ。
通水問題なしで、今後AIHが失敗したら「通水でわからない何かのトラブルがあるんじゃないか」と不安になると思うし。
無事ゴールデン期間も手に入れたし、無意味ではなかったからいいや。

あとからなんとなく思ったのは、通水は内診台でヒザを折り曲げた状態で、一方造影はフラットなベッドに寝かされて、足もだらんと投げ出して受けたから、力が抜きやすかった=造影剤がスムーズに入ったのかもしれないなあ。
内診台だと下半身を支えるのがヒザのところだから、力を完全に抜くのは無理だもんね。

さ、来週はこの結果をクリニックに持ち帰って、2回目のAIHだ。

 今飲んでる葉酸サプリがなくなったら、こっちにしてみようかな。噛んで飲むタイプのも試してみたい〜。