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ドライなコドモ待ちの記録。2014/3にAIHで妊娠→11月に34歳で娘を出産しました。

コドモ待ちseason10 イブにいろいろ採取

クリスマスで浮かれぽんちになってて、ブログ書くの忘れてた。
早く書かないと忘れてしまうというのに。

24日は私の通院(高温期のホルモン検査&抗精子抗体の検査のために採血)なので、それに合わせて夫の検査もすることに。
夫が忘れてたらリマインドしないとな、と思っていたが、ちゃんと覚えててくれた。

もう8年以上ひとつ屋根の下に住んでいるわけだけど、夫がひとりでいたしているかどうかは未だによくわからない。
私は自宅仕事だし、彼がひとりで自宅にいる時間なんてほとんどないだろう。トイレかな、それともしてないのかな。

通常がどうあれ、この時(と、将来的にAIHをする場合)ばかりはひとりで頑張っていただかないといけないので、頑張る部屋や時間帯など、夫が納得するようなルールを考えてもらった。次回、AIH時に「前回どうしたっけ」とならないように、以下メモ。

  • 夫は朝風呂に入るので、そのあとに彼の部屋(といっても、私のものもあるんだけど…まあ便宜的に彼の部屋と呼んでいる)にこもって頑張る。
  • 私はその間、彼の部屋からいちばん遠い部屋にこもり、そこで朝の支度をする。
  • (私がひっそりつけ加えたルールとして、私はその部屋でなるべく気配を消す)
  • 彼が終わったら私を呼ぶ。その時点で、容器は小さなタオルにくるんで中がわからない状態にしておき、そのまま受け取って胸元に入れて温める
  • コートを着たら家を出て、すぐ出勤(夫)&クリニックへゴー(私)。

そんな感じで当日の朝決行。
こぼさずに容器へ入れるのは至難の業だったらしいが、なんとか成功したらしい。
すかさず受け取って胸元へ。
この時はたまたまブラトップしてたんだけど、よくのびる生地なので、たぶん通常のブラより容器を入れやすいと思う。次回もぜひそうしよう。

クリニックは駅の近くなので、通勤する夫と駅まで一緒にいった。
(最初、私は『一緒に行きたくない』と言われるかと思っていたが逆だった)

「いま交通事故にあったらシャレにならんな」などの冗談も飛び出したので、ちょっと安心する。

クリニックの受付で診察券と夫の保険証を出し、「夫の検査もお願いします」と言ったら、小声で「この場で預かりますね。(採取したのは)何時ですか?」ときいてくれ、タオルにくるまったままの容器を奥に持って行ってくれた。
タオルはずして渡してくださいって言われると思っていたのでありがたい。
家からクリニックまでが25分くらいなので、採取〜受付まで、30分くらい経過していたかと思う。

で。
1時間少々で結果が出たので、診察室によばれる。
「詳しい数値は●●●…(読み上げる)で、まああとで紙で渡しますけど、結果は基準内です。特に問題ないですね」とのこと。
心底ほっとする。

「(妊娠しないのは)やっぱり頸管粘液が少なくて、精子があがっていきづらいのがひとつの原因かなあと思いますね。」おお、やっぱりそうか。

「といっても自然妊娠が絶対ムリっていう状態でもないから、もう少しタイミングをみてみる、っていうのでもいいと思います。どうしますか?」といきなり決断をせまられた。

私は「んーそうですねー、早いうちに一度AIH試してみたいと思いますね」と独断で答えた。(あとで夫に確認したら同じ気持ちだった)
なるべく「タイミング法で妊娠」がいいなと思う気持ちは勿論あるが、今年いっぱい福さん式で内診していて、のびるおりものにあまりお目にかかれなかったことが気になっている。
タイミングがうまくとれない時の夫のプレッシャーもちらりと頭をかすめたりした。
あと、単純に実験ぽくて興味があるというか…なんか不謹慎だろうか…。
会社員のときのクセで、いろいろと試してPDCA回したくなってしまう。

といいつつ、ずいぶん前から1月に旅行の予定を入れているので、通院できない期間がある。
先生に日程を伝えて、「もし排卵日がここに当たるようだったら、来月は自己タイミングで頑張ってみようと思います」と話した。
カルテに旅行の予定が書き込まれるのを不思議な気持ちで眺めながら、できれば旅行前にAIH受けたいな、そのあとすぐ旅行でも大丈夫かいな…温泉だしいいかな…みたいなことを考えていた。

「では次回は1月6日にきてください。負荷テストをします」と先生。
今年の通院は今日でおわりらしい。
負荷テストってなんだべ、と思ったが、あとで看護師さんから説明があるとのことだったので、その場では特に質問はなし。
負荷テストや卵管通水などの検査をすると聞かされたので「そのへんがすべて終わらないと、AIHできないってことですか」と質問したら、「まあ全部終わらないとやっちゃだめってことではないですが、いろいろな数値がそろってからのほうが確実というかね。早め早めにやっていきましょうね」と言われた。
あとから考えると、まーそこまで急ぐ話でもなかったかな…まあいいか。

ぐぐってみたりしたので答えはわかってるんだけど、一応「頸管粘液って、生活改善や食事で増やせるものですか」と質問してみた。
先生の答えは、「いや、そういうもんでもないですよ。体質といえばいいのかな。出にくい人は割といます」とのこと。
割といるんなら少子化がもっと進んでてもおかしくなさそうだけど、そこ突っ込んで聞いてもしょうがないので、お礼を言って診察室を出る。

そのあとは採血と負荷テストの説明。
下垂体のホルモンの機能を詳しく調べる趣旨だときかされる。説明書のようなプリントを渡された。
まず安静にして採血→テスト用の薬を注射する→一定時間経過後にふたたび採血し、注射前と注射後のホルモン値の変化をみる、という手順らしい。
これにより、以後の治療に薬を使うかどうか/使うとしたら、どの薬がよいか…を判断していくとのこと。

注意事項として

  • 朝食を(検査より)1時間以上前にとること
  • 注射後に時間を置いたりするので、検査開始から終了まで時間がかかる。受付は朝イチがおすすめ

の2点を言われた。
この日は早起きしてすぐごはんを食べて、夫より先に家を出たほうがいいのかもしれない。

帰宅後、夫に検査結果を伝えたら「まあ予想通りだね。大丈夫だと思ってた」と言っていた。どこから来るんだその自信。
でもほんとに基準内でよかったわ…。聞いた途端に安堵で体の力がへなへなと抜けた。

クリスマスイブに血やらアレやらを採取されたこと、いつか笑い話に昇華できる日がくるといいな。できれば来年の早いタイミングで。

次回の生理は冬休み中に来る予定。
先日のフーナーテストがあんまりよくなかったので、まあ妊娠はないだろう…ということで気を抜きまくっている。

あ、それとカンジダは数値が高くないので薬なしで様子見、インスリン値は正常だった。ホッ。