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ドライなコドモ待ちの記録。2014/3にAIHで妊娠→11月に34歳で娘を出産しました。

コドモ待ちseason8 予想の斜め上

ハロー新しいシーズン。
お休み期間は主に夏バテしたり風邪をひいたり、いつの間にか体重が増えてしまったりして過ごしていた。だめだ…。

無事に生理が終わって排卵期に入ったので、検査薬を使いつつタイミングをはかっている。
が、初回のタイミングが成立ならず。(古いの出しとこうか…というフェーズなので、まだ若干余裕アリ)

夫がひとしきりあーうーあーと唸ったあとで、実はタイミング時にあまり気持ちが盛り上がらず、体もついてこないんだ…と告白してきた。
今回だけじゃなく、以前から。



……

 

………お前もか!!!(私もだ)

うちはもともと友達から恋人になったパターンで、結婚前からときめきが少ないというか、結婚前からすでに「家族」みたいな雰囲気があったカップル。
ましてや肩書きが「恋人」から「家族」になってずいぶん経つから、ある程度はしょうがないのかもねぇ、あはは…。
(自分の身体能力に原因があるかどうかは極力考えたくないふたり。)

コドモ待ちを開始するずいぶん前から今まで、どーーーーーしても言えなかったことを、ふたりともカミングアウトできた感じ。
「肩の荷がおりたねぇ」「ふたりとも背負ってたのかよ、肩の荷」と言い合ってスッキリした。

で、カミングアウト大会が終わったところで、これからのことを話し合い。
タイミングについては気持ちがやや燃え上がりきらないことがあるが、ふたりのコドモが欲しいという意思は全く変わらない。
燃え上がるためのムードを高める技(自宅から場所を変える など)をいくつか出し合い、そうそうに実行することを決める。

と同時に、夫から「ある程度の医療の力を借りるのも手なんだろうか」という言葉がぽつりとでた。
といっても夫に不妊治療の知識はほとんどないので、「卵子取り出すのって痛そう」みたいな言葉が後に続く。

おそるおそる、今まで言わなかった「AIHっていうのがあってさ…」という説明をしてみた。
タイミング法の延長にあること、医療で助けてもらう範囲と、その先の(医療の手が届かない、自然にまかせる)範囲のこと。

夫もそれくらいのアシストなら受けるのはアリかも、という気になってくれた。
共通の知人が、AIHで娘さんを授かったことを話したのが効いたのかもしれない。

 

かと思いきや、「いや待てよ…俺のスタンスは『できたら嬉しい、できなかったらそれはそれで』だから、やはりアシストを受けるのはどうかな…スタンスからずれてないか…」とぶつぶつ言い出した。
私は「妊娠する可能性がある状態(要はタネが私の体内にちゃんとある状態)を作り出して、その上で授からない場合は『あーそういう運命か、じゃあそれはそれで…』と思えるが、そもそもその状態が作れなくては運命もへったくれもない」と考えていたので、その旨を伝える。
結果、夫も「ま、そうだよね。」と納得してくれた。

どのみち今回のタイミングはもう間に合わないので、今回はムードを高めつつ頑張ってみて、次回以降で一度病院に行くことになりそう。
「あなたも病院いかないといけないよ、検査があるし」と念を押したら、もう気持ちは決まったらしく「どんとこい」と言っていた。
夫にはある程度の知識を検索して頭に入れることを宿題として出した。
特に、男性側の検査内容などは、私もよくわかっていない部分があるので、そこは当人に勉強してもらい、納得の上でステップアップしていきたい。

 

予想の斜め上、思わぬところで病院に行く流れとなったが、今後の光明がなんとなく見えてきた。ふたりとも晴れ晴れとした気持ち。
なんかやっぱり、タイミングとらなきゃ!っていうのが、お互いプレッシャーだったのだな…。
私は以前から「AIHまでならありだな、ただ夫は病院いきたくないって言ってるからな…」と悶々としてたので、こういう結果になってよかった。

病院は以前、卵巣年齢の検査をしたあのクリニックに行くことになると思う。
タイミング→AIHと進むのが定石だが、事情を話してタイミングすっ飛ばしてもらおう。