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ドライなコドモ待ちの記録。2014/3にAIHで妊娠→11月に34歳で娘を出産しました。

8w3d クワトロマーカー、受けるべきか

私が里帰りまで妊婦健診を受ける予定のクリニックは、クワトロマーカーテストを実費で受けることができる。
(羊水検査や胎児ドッグはないので、希望者は他院に紹介なのかな)

初産で34歳ということもあり、受けようかどうしようかを迷いに迷って、夫とも話し合ったが、結果受けないことにした。
(医師から受けたほうがいいと言われれば受けるかも…くらいのレベル)

夫は「(妊娠前から)ダウン症に関する検査は受けたほうがいいと思っていた」と語っていて、私も同意見だったのだが、検査の内容や結果表示についてあれこれ調べるうち、受けたところで私たちにとっての安心材料にはならないのではないか…という気持ちが大きくなってしまった。

正直、0%以外の数字が出れば不安は心に残るし、そのままでは予定日までキリキリしたまま過ごしてしまうので、妊娠経過に影響がありそう。
ではクワトロすっとばして羊水検査をするかというと、流産のリスクがあるし費用もかさむので、受けるメリットよりデメリットのほうが大きそうな予感。
ダウン症以外にも病気なんてたくさんあるし、生まれたあとに何かしらわかることも多い。
万が一、ダウン症の可能性が「高い」と結果が出た場合、私たちはこの子とお別れできるのか、いやできない。だってもうこんなに会えるの楽しみなんだもん。

というわけで、神様のみが知るという状態を維持することにした。
難しい問題だよねこれ。気がついたら検査可能な週数を過ぎてました…くらいの感じでいたほうがよかったかもしれん。それはそれで不安になるのかな。

7w6d 産院の予約

今日で2ヶ月が終わる。
久しぶりに体重計に乗ってみたら、2kg減っていて驚いた。
最近、冷ましたおかゆやそうめんが食生活の中心になっていて、肉や魚の味を鬱陶しく感じるようになってしまったので、必然的に菜食寄りになる&量も減っているからだろうな。
スーパーに行ったついでに野菜の天丼(エビとイカが少々入っているが、どちらもOK食材)を見かけてつい買ってしまい、食べたら見事に胃もたれした。油ものはハードだったか…。
吐いてないし、胃はいたって健康的なはずなんだけどな。

で、今日は産院の予約をえいやっと終わらせた。
田舎への里帰りでほぼ選択肢がないので、空きがなかったらどうすべと思っていたが、「12月?まだまだぜんぜん大丈夫ですよ(笑)」みたいな感じでほっとした。
中期にいったん見せにいってカルテを作る、みたいなこともないらしく、9ヶ月直前に里帰りしたらいらしてくださいね〜みたいな感じでなんなく予約終了。
こんなあっけなくていいのか。あっけないぶんにはいいか。

来週は仕事先の人に妊娠を報告する日が入った。
(たまたま別件でオフィスに呼び出されたので、そのついでに言うつもり)
他人に妊娠を報告するのはこれが初めてなので緊張する。
まあ、付き合いの長い人たちなので喜んではくれると思うけど。。

 

 

 

7w0d 嬉しさとビクビクの2種盛り

今日は私の記念日で、かつ転院先で初検診の日。
夫が出掛けに「今日は記念日だね、はいこれ」と私に封筒を押し付けてササーッと家を出て行ってしまった。
封筒を開けたら、直筆の手紙が1枚。
「記念日おめでとう」と、「俺の子供を授かってくれてありがとう」の言葉が書き連ねてあって、朝から涙と鼻水が止まらなくなってしまった。
子供欲しい気持ちは私のほうが強くて、やや強引に夫を付きあわせてしまっている意識がずっとあったから、ありがとうって言ってもらえるなんて予想外すぎた。
手紙は母子手帳ケースにしまって、お守りにしておこうと思う。
ちなみに直筆の手紙をもらうなんて、知り合ってから初めてだった。

で、昼ごろに「今日はなんだかつわりが軽い気がする〜記念日だから子供からのプレゼントかしら〜」なんて夫にメールを送った直後、トイレに行ったら下着に鮮血が!!!

6wの茶おりとは違って、ほんと鮮やかに赤くサラサラの血液。量は3日目くらい。
サーッと音がするくらい血の気が引くのがわかる。
診療予約は16時からで、今からすぐ病院に向かうと15時すぎくらいに着く。

はやめに診てもらえるかはわからないけど、予約時間まで自宅で待機して腹痛が始まったら動けないぞ…と思い、すぐに着替えて家をでる。
ついつい早歩きしてしまいそうになるが、なるべくゆっくりを心がけて一歩一歩。
歩いたせいなのか、病院に着くころに鈍い下腹部痛がはじまっていた。

初めて入る病院で、予約時間と出血していることを告げ、問診票など記入。
空いていたのか出血のせいか、20分ほど早く名前を呼んでもらった。

「はじめまして。◯◯クリニックからの紹介ですね」は、はい。
「僕、そちらのクリニックの院長の後輩でしてね」ほう(初耳)
「AIHで妊娠されたのですね〜。基礎体温表はつけてるかな?」あ、先週までのデータでしたら(持参した体温表を出す。先週で記入欄がいっぱいになったのでそこで記録をやめた)
「拝見します。…なるほど、ここでAIHで、デュファストンカバサール飲んでたのね。きょうが7w0d、予定日は12/4で間違いないね(カルテに書き込んでいく)」
「出産する場所は決めていますか?」はい、◯◯県に里帰りする予定です。まだ連絡はしていません。
不妊治療されている方は排卵日や受胎日がはっきりしてますから、予定日は基本的に動かないです。もう12/4で確定してしまって大丈夫ですよ。なるべく早く電話して、予約をしてくださいね」は、はい。
「では内診してみましょうね」

内診台へ移動し、イスに座って座面が移動したところで、おしりのほうに液体が垂れた感覚が。
(あ、まだ出てるのか…)と思ったら、先生も「たしかに出血してるね」と確認してくれた。
おりもの採取のような作業のあと、エコーの機械を入れて、心拍を確認していく。
これでダメだったらどうしよう…この病院も最初で最後になるのか…と気が気でない私。

「画面のここ、チカチカしてますね。心拍あるので大丈夫だね」ほほほんとですかあああああ!!!!(脱力)
「ちょっといくつか写真とりますからねー。…はい、着替えてお戻りください」はいー。
(看護師さんが洗浄綿できれいに拭いてくれた)

着替えて診察室に戻る。
「出血はしてますけど、心拍はあるので特に心配いらないですね。胎嚢のまわりに血腫(だったかな)がある場合は、のちのちのトラブルにつながりやすいんだけど、見つからなかったのでその心配もないです」はああよかった…
鮮血だったのでびっくりしちゃったんですけど、出血の原因はなんでしょう?「うーん、いま子宮内では胎盤をつくってるところで、赤ちゃん側の組織が子宮に根っこを張るところなんです。そのときにお母さん側の毛細血管を傷つけて、出血することは珍しくないです」
「だいたい、妊婦さんの3割以上が経験するんです。ただ、経験した妊婦さんと、してない妊婦さんで流産率に差があるものでもないので、心配しなくて大丈夫ですよ。詳しくはこのプリント読んでみてね」(A4ペライチを渡される)
「次回は2週間後ですね。そこから妊婦健診がはじまりますから、母子手帳と補助券をお持ちくださいね。では」ありがとうございましたー。

ペライチは「妊娠初期の出血について」というタイトルで

  • 出血が起こる仕組み(先生が口頭で説明してくれたことと同じ内容)
  • 流産との関係(出血/未出血の妊婦さんの流産率は違わないこと、もし流産だった場合、ほとんどは胎児がだめになってしまってから出血するものであること)
  • この時期の流産は受精卵都合のものがほとんどで、薬や治療でとめることができない場合が多い
  • そのため、当院では積極的に止血剤などは使わず、自宅安静で経過を観察します

みたいなことが書いてあった。
プリントにまとまってるってことは、みんな不安で質問してるんだろな…。
読んだ感想としては「頭では理解するけど、出血したらやっぱり病院に行っちゃうよな…」という感じ。
今回に関しては、心拍も確認できたし、その日の夜には止まってくれたので、一応心配しないことにしたけど。
今日に限ってつわりが軽かったから、余計に心配になっちゃったよね。
毎週出血してる気がして心臓に悪いわあー。

その後、次回の予約を入れ、妊婦検診に関する説明などを軽く受けて帰宅。
天国と地獄(大げさ?)が一気に訪れたような日で、ほんとぐったりした。
でも赤ちゃんに大事がなくて本当によかったようー(涙)。

 

 

はじめての妊娠・出産安心マタニティブック―お腹の赤ちゃんの成長が毎日わかる!

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 そいえばこの本を買った。毎日の赤子の成長がわかる本。
記入式になっているので、妊娠日記もこれ1冊にまとめちゃっていいかもしれないな。